建材スーパマーケットのDEPO bangunanを運営するPT Caturkarda Depo Bangunan Tbk (DEPO) は、今年の企業業績をさらに推し進めるため、各地域でDepo Bangunan店舗を拡張する計画だ。

DEPOのエルワン・イラワン取締役は、今年、2,600億ルピアの設備投資予算を割り当てたと明らかにした。2024年第1四半期までに、DEPO の設備投資予算消化率は約42%に達したという。

「この実現は、プカンバル(リアウ州の州都)での新規用地の取得、および 東ジャワ州スラバヤの工業団地ルンクット、デポック、南ジャカルタでの店舗の建設または改装に使用されるす」と同氏はインドネシアの経済メディアに語った。

今年、DEPOはスラバヤやデポック、ジャカルタ、パレンバンなどいくつかの都市で新しい店舗を開設する計画を明らかにしている。現在までに、同社はインドネシア全土の戦略的な場所に散在する13店舗を運営。具体的には ジャカルタのカリマランやバンテン州スルポン、東ジャワ州シドアルジョ、東ジャワ州マラン、西ジャワ州バンドン、バリ、西ジャワ州ボゴール、西ジャワ州ブカシ、ランプン州、東ジャワ州ジェンベル、東ジャカルのポンドックグデ、北スマトラ州メダン、東ジャワ州スラバヤ。

今年の業績を最大化するために、DEPOは市場拡大に重点を置き、店舗や土地の取得を加速させる。

同氏によると、2024年第1四半期の好業績を2024年第2四半期の終わりまで維持できることを期待しているという。第2四半期は、ラマダン後の売上減少の時期であり、さらに、ラマダン休暇中にはDepo Bangunanの店舗が長期休業する必要があるためだ。

「もちろん、私たちは DEPOの業績向上の傾向を昨年よりもさらに向上させるために努力し続ける。2024年第1四半期と比較すると、状況は異なるかもしれないが、2024年第2四半期には売上減少の影響を最小限に抑えられるだろう」

二桁の成長

エルワン氏は、もし販売面で目標達成できない場合、利益面での成績向上を目指すという。

その目標を達成するために、ハウスブランド製品の強化と効率化により、粗利益率の向上を図る計画だ。

また、DEPOはeコマースまたはオンラインチャネルの販売強化にも取り組む。

「DEPOのハウスブランドのバリエーションを増やすために、新製品の割合も増やす。そして、より創造的なメディアとプロモーションパッケージを活用する」と説明した。

今年、DEPOは14%~15%の売上高成長と25%の純利益成長を目指している。

この目標は、建材の価格が安定しており、前年のような価格上昇がないことにも支えられている。仮に価格が上昇しても、2022年のような顕著なものではないとされる。

「2024年について言えば、主要な価格上昇要因はなく、むしろいくつかの主要製品の価格割引プロモーション活動が行われている」

DEPOの純売上高は前年同期比で2.02%増加。第1四半期の6811億ルピアから、2024年第1四半期には6948.2億ルピアに上昇した。

一方、純利益は前年同期比で3.22%増加し、24.33億ルピアに達した。前年同期は23.57億ルピアだった。

エルワン氏によれば、第1四半期の販売成果はまだ予想よりも低かったという。しかし、利益面では、すでに会社が設定した目標を上回っているとした。

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